一期一会から。
2011.02.03 14:29
一期一会は、茶道から由来する、その精神性を説いた言葉の一つ
『一会』は、この世で二度と無き『会』だとし、主客ともに『実意』『誠意』のなか、関わるが良し。
という心得の教えでしょうか。
コラムをご無沙汰しておりましたが、おかげさまで2011年を無事迎えております。
昨年は本当にいろいろなこと。思えばたくさんの一期一会がありました。
会員の皆様との関わり合いはもちろんなのですが。それと共に・・、
プライベートでは、約三年を経た、両親ともの闘病生活への家族の連携。これも一期一会のひとつと感じました。
諸事情による大規模ライフスタイル変換・・。
自身は、将来設計のひとつとして、いくつかの国家資格への受験勉強・・・。(欲張りといわないでくださいね。)
一時期よりご入会を制限させていただいた経緯がありましたが、
それまでにご縁のあった会員の皆さまのコンサルティングは、仕事を超えたなかでの一期一会。
両親の闘病は、ドクターや日常を助けてくださるたくさんの方との出会いのなかで、
家族を守る一期一会というものに必死ななか、覚悟を実感しながらでした。
『学ぶ』ということに、環境や年齢等の差別のない寛容なパートナーの言葉に支えられ
取得に至った資格の勉強については、感謝の一期一会でした。
様々なこの数年を越えて想う、常に一期一会。
新たな気持ちでラルールをグレードアップしていければと考えております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
◇一期一会(いちごいちえ)◇
皆さまの時間。誰かと過ごしている時間、ひとりでいる時間。
その時間は、二度とめぐっては来ないたった一度きりのものかもしれません。
だから、この一瞬を大切に、大事に思い、そのとき出来る最高の『おもてなし』の時間としましょう。
と、茶道の心を少しだけ感じてみてはいかがでしょうか。
『おもてなし』とは、日本の『室礼(しつらい)』から意味解かれる思いやりの心です。
・礼をもって、お相手の経験(ヒストリー)を豊かに尊重し、
・それらをもって準備をし、
・本質を美しく生かし、 かつ心地よくさりげなく。
・さわやかな心でもって、お相手のその時間を、良き体験にする。
難しいですか・・・、振り返るときには、難しくないことになっているかもしれませんね。
自分らしさを大切に、がんばってください!
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