フランス・プロヴァンス、Aix-en Provence(セザンヌが見た風景)、Marseille、Arles(ゴッホが見た風景)、Midi運河

2018.10.17 00:38

説明 ポール・セザンヌの絵画で知られるエクス・アン・プロヴァンスのサント・ヴィクトワール山をバスの車窓から眺め、マルセイユでは、バスで街を走行後、ブイヤベースをいただきました。
 マルセイユの街中に東横インが見えた時には、やや興覚めとなり、現実に引き戻される感がありました。
 アルルでは、フィンセント・ファン・ゴッホが療養中に描いた「アルルの療養院の庭」(Le jardin de la maison de santé à Arles)で知られる病院とその庭、そして跳ね橋の再現地を収録しました。
 跳ね橋の絵画で知られるラングロワ橋(Le Pont de l’Anglois)は、アルルの中心部から南西約3kmの運河に実際に架かっていましたが、1930年にコンクリート橋に架け替えられたため現存していません。
 その再現として設けられたのが、この「ファン・ゴッホ橋」ですが、運河の堤等、風景が異なるため、作品の雰囲気が再現されている訳ではありません。
 当日の現地は、猫じゃらし(エノコログサ)が生い茂っていました。
 翌日は、糸杉が続く景色をバスの車窓から眺めながら、アルルを離れました。
 最後には、世界遺産のMidi運河も加えました。
 ジブラルタル海峡の通行税をスペインから削ぐことができるという趣旨で17世紀に建設が進められ、19世紀に鉄道に取って代わられるまで、大西洋と地中海の間を船舶で結ぶ大量輸送ルートとなっていました。
 2016年4月24日、25日撮影。